フレブルを飼い始めて最初のフード選びで失敗する人は多いです。お腹が緩い、ガスがひどい、食いつきが良かったのに急に食べなくなった。こういう話はフレブルの飼い主グループでは珍しくないです。
原因の多くは犬種の体質とフードが合っていないことです。
なぜフレブルはフード選びが難しいのか
消化器が繊細で、太りやすく、皮膚トラブルも出やすい。この3つが重なっているせいで、「いい素材を使っている」だけでは不十分なんです。高額なプレミアムフードでも合わないことはあるし、逆にシンプルな成分のフードが体質に合う子もいます。
消化の問題から見る
フレブルは早食いになりやすい犬種です。ゴクゴク飲み込むように食べるので、空気も一緒に入る。短頭種という構造上の問題もあって、消化への負担が積み重なりやすいです。
軟便やガスが多い子の場合、たんぱく源が合っていないことがよくあります。チキンや牛肉でお腹が緩くなる子が、ラムやサーモンに変えたら落ち着いたという話はよく聞きます。腸内環境を整えるプレバイオティクス(チコリ根など)が配合されているフードも、フレブルには合いやすいです。
太りやすい体質と食事の関係
フレブルは食欲旺盛な子が多いのに、呼吸の問題で激しい運動ができません。消費カロリーが少ないのに食欲だけは一人前という状況です。
高たんぱく・高カロリーのフードは筋肉量のある大型犬向きで、フレブルには過剰になりやすい。成犬なら脂質12〜15%程度のフードを目安にするといいです。「プレミアムフードだから」という理由だけで選ぶと、質は高くても体重が増え続けるケースがあります。
皮膚と食事のつながり
顔のシワ、足先、わきの下が赤くなる。フレブルに多い皮膚トラブルは、食物アレルギーが関係していることがあります。
愛犬に合うドッグフードを1分で診断できます
無料で診断する →原因として多いのは小麦、トウモロコシ、乳製品、特定のたんぱく質です。皮膚の赤みや痒みが続いているなら、まずこれらを含まないフードに切り替えて1〜2ヶ月様子を見るのが現実的な方法です。
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は皮膚の炎症を抑える働きがあります。サーモンや魚ベースのフードが皮膚トラブルに効果的と言われるのはそのためです。
フードを選ぶときに見るポイント
たんぱく源は1種類のものから始めることをすすめます。複数混合だとどれが合わないかわからなくなるためです。脂質は12〜15%を目安に、小麦・トウモロコシ不使用のものを選ぶと皮膚トラブルが減りやすい傾向があります。
粒のサイズは小型犬用より中型犬用が向いています。フレブルは顎の作りが独特なので、小粒だとうまく噛めない子がいます。
切り替えは7〜10日かけて
新しいフードに変える際、急な切り替えはお腹を崩します。フレブルは特に消化への負担を受けやすいので、7〜10日かけて少しずつ混ぜていくのがいいです。最初の3日で新フードを25%混ぜる、次の3日で50%、その後75%と段階を踏めばほとんどの子はスムーズに移行できます。