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犬の便秘が続く時に考えられる原因と対策

2026-04-245分で読めます

愛犬がトイレでいきんでいるのに便が出ない、ここ数日排便がない。そんな時に「様子を見ていいのか、病院に行くべきか」と迷う飼い主さんは多いと思います。

犬の便秘は食事・水分・運動不足など生活習慣が原因のことが多いですが、病気が隠れているケースもあります。まず状態を確認してから対処することが大切です。

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犬の便秘、まず確認すること

犬の便秘に明確な定義はありませんが、普段と比べて排便回数が少ない・便が硬い・いきんでも出ない状態が続く場合は便秘が疑われます。

成犬の排便回数は1日1〜3回程度が目安とされていますが、差があるため普段の愛犬の排便リズムを把握しておくことが大切です。

2日以上排便がない場合は動物病院に相談することをおすすめします。


すぐに動物病院に行くべき症状

以下の症状がある場合は様子を見ずに受診してください。

  • 2日以上排便がない
  • 何度もトイレに行くがまったく出ない
  • いきんだ時に鳴く・痛がる様子がある
  • 嘔吐を伴っている
  • 食欲がなくぐったりしている
  • 便が細くなった・平らになった
  • 異物を誤飲した可能性がある

犬の便秘の主な原因

水分不足

便の約70〜80%は水分でできています。水分摂取量が少ないと便が硬くなり、排便しにくくなります。ドライフード中心の食事は水分量が少ないため、飲水量が十分かどうか確認してみてください。

犬の1日の飲水量の目安は体重1kgあたり50〜60ml程度とされています。


フードが合っていない・食物繊維のバランス

食物繊維は適度に摂ることで腸の動きをサポートしますが、多すぎても便秘の原因になることがあります。ダイエット用フードには食物繊維が多めに含まれているものがあり、消化機能が弱い犬には逆に便秘を引き起こすこともあります。

フードを変えたタイミングで便秘が始まった場合は、食事の影響が考えられます。


運動不足

運動不足により腸の蠕動運動(腸が便を送り出す動き)が弱まると、大腸内で便が停滞しやすくなります。散歩の量が減った時期に便秘になることもあります。


ストレス・環境の変化

引っ越し、トイレの場所や形状の変化、来客など環境が変わることでストレスを感じ、排便を我慢するようになることがあります。トイレで叱られた経験がある犬も排便を嫌がることがあります。


高齢による筋力の低下

シニア犬は筋力が衰えることで排便時にうまく踏ん張れなくなり、便秘になりやすい傾向があります。飲水量や腸の動きも低下するため、複数の要因が重なりやすいです。


誤飲・異物

骨・おもちゃ・被毛など消化できないものを飲み込んでいると、腸管で詰まりを起こすことがあります。異物誤飲が疑われる場合はすぐに動物病院を受診してください。


病気

会陰ヘルニア・前立腺肥大・腫瘍・脊髄疾患など、病気が原因で排便しにくくなるケースもあります。便秘が慢性的に続く・下痢と便秘を繰り返す場合は、動物病院で検査を受けることをおすすめします。


自宅でできる対処法

水分を十分に摂らせる

新鮮な水をいつでも飲める環境を整えてください。飲水量が少ない場合は、ドライフードに水やぬるま湯を加えてふやかして与えたり、ウェットフードに変えたりする方法もあります。


フードを見直す

便秘が続く場合は、食物繊維・水分・乳酸菌などの腸内環境を整える成分が含まれているフードへの見直しも選択肢の一つです。フードを変える場合は7〜10日かけてゆっくり切り替えましょう。

フードの切り替え方法はこちらも参考にしてみてください。

ドッグフードの切り替え期間は何日? →


運動を増やす

散歩の時間や回数を少し増やすことで腸の動きが促されることがあります。


お腹をマッサージする

「の」の字を描くようにお腹を優しくマッサージすることで、腸の動きを促す効果が期待できます。嫌がる場合は無理に行わないようにしてください。


動物病院に行く際に伝えること

受診時に以下の情報を伝えると診断がスムーズになります。

  • いつから便秘が続いているか
  • 最後の排便はいつか・便の状態(硬さ・色・量)
  • 最近フードを変えたか
  • 誤飲した可能性があるか
  • 環境に変化があったか
  • 嘔吐・食欲不振など他の症状はあるか

まとめ

犬の便秘が続く時のポイントをまとめます。

  • 2日以上排便がない・いきんでも出ない場合は動物病院へ
  • 主な原因は水分不足・フード・運動不足・ストレス・加齢など
  • 異物誤飲・病気が原因のケースもあるため慢性的な場合は受診を
  • 自宅での対処は水分補給・フードの見直し・適度な運動が基本
  • 人間用の便秘薬は自己判断で与えない

愛犬の体質に合ったフードへの見直しも便秘対策の一つです。迷う場合は診断でチェックしてみてください。

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