犬がフードを吐く原因は?考えられる理由と見直したいポイント
愛犬がフードを吐いた。でも元気はある。これって様子見でいい?それとも病院へ行くべき?
犬がフードを吐く理由にはいくつかのパターンがあり、「いつ・どんなものを吐いたか」で原因の見当がつきます。見直せるポイントと、受診が必要なサインをまとめました。
食後すぐに吐く場合
食べてから数分以内に吐く場合、原因は「早食い」か「食べすぎ」であることが多いです。
このケースで吐くものは未消化のフードで、形がほとんど残っています。胃に入った食べ物が消化される前に戻ってくる「逆流」に近い状態で、嘔吐とは少し異なります。
見直したいポイント:
- 一度に与える量を減らして回数を増やす
- 早食い防止の食器に変える
- 食後すぐに運動させない
これだけで改善するケースは多く、フード自体の問題ではないことがほとんどです。
朝や空腹時に黄色い液体を吐く場合
黄色い泡状の液体(胆汁)を吐く場合、空腹が長く続いたことで胃液が逆流している状態です。特に前の食事から時間が空いた朝に起きやすいです。
見直したいポイント:
- 1日の食事回数を増やして空腹時間を短くする
- 寝る前に少量のフードを与えてみる
空腹時の嘔吐は食事の間隔を調整するだけで改善することが多いです。
フードを切り替えた直後に吐く場合
新しいフードに急に切り替えると、胃腸がついていけずに吐くことがあります。消化酵素の組成や食材が急変することで、一時的に消化がうまくいかなくなるためです。
見直したいポイント:
- 新旧フードを7〜10日かけて少しずつ混ぜながら切り替える
- 切り替え中は消化の負担が少ない少量ずつに分けて与える
急いで新しいフードに変えてしまった場合は、一度旧フードに戻してやり直すのがおすすめです。
特定のフードで繰り返し吐く場合
同じフードを食べた後に繰り返し吐くなら、食材が合っていない可能性があります。食物アレルギーや食材への不耐性が原因で、吐き気・下痢・皮膚のかゆみが同時に出るケースもあります。
見直したいポイント:
- 今のフードのタンパク源を確認する
- 今まで食べていない別のタンパク源(ダック・サーモンなど)に変えてみる
- 原材料がシンプルなフードに切り替えて様子を見る
ただし、食材への反応かどうかを確認するには数週間かかります。すぐに別のフードへ変えてしまうと原因の特定が難しくなるため、慎重に進めてください。
すぐに受診すべきサイン
以下に当てはまる場合は、フードの問題ではなく病気の可能性があるため、早めに動物病院へ相談してください。
- 嘔吐が1日に何度も続いている
- 吐いたものに血が混じっている
- お腹が膨れている・硬くなっている
- 元気がない・ぐったりしている
- 水も受け付けない
- 嘔吐と下痢が同時に続いている
特にお腹の膨れと嘔吐が重なる場合は、胃捻転の可能性があり緊急性が高いです。深夜でも救急対応の病院へ連れて行くことをおすすめします。
フードを見直すと改善できるケース
以下の場合は、フードの工夫で改善が見込めます。
- 食後すぐに吐く(早食い・食べすぎ)
- 朝だけ黄色い液体を吐く(空腹時嘔吐)
- フード切り替え直後から吐き始めた
- 特定のフードのときだけ吐く
これらに当てはまらない・繰り返し続いているという場合は、フードより先に受診を優先してください。
まとめ
- 食後すぐに未消化のまま吐く→早食い・食べすぎが多い
- 朝に黄色い液体を吐く→空腹時間が長すぎる
- フード切り替え直後に吐く→消化が追いつかない
- 特定のフードで繰り返す→食材・アレルギーが関係する可能性
- 血が混じる・元気がない・嘔吐が何度も続く→すぐに受診